【イベントレポート】在住外国人未来デザインミーティング
2021.03.23
3月13日(土)鹿児島市の次期総合計画の策定に向け、市主催の「在住外国人未来デザインミーティング」が行われました。13ヶ国もの国籍の人々が35名集まり、活発な議論が交わされました。
まず、鹿児島市政策企画課より総合計画や基本構想の概要について説明がありました。現在、策定に取り組んでいるのは第六次鹿児島市総合計画で、令和4年度(2022年度)にスタートします。その計画に市民の意見を反映させるため、様々な意見交換会や会議を行っており、今回の「在住外国人未来デザインミーティング」もその一つです。在住外国人の方々に、市の総合計画の取り組みについて理解を深め、意見を出していただくことが目的です。
①留学生②働いている方③子育て中の方や退職者の方の3グループに分かれて、NPO法人若者・留学生サポートステーション響のファシリテートのもと、意見交換を行いました。「多言語での就職支援が必要」「交通アプリの英語版があればいい」「学校からのお知らせがわかりにくい」等、様々な意見が飛び交い、鹿児島市の目指す地域産業の活性化や、交通環境の充実、平等な教育環境を実現するためには、在住外国人への配慮が不可欠ということが分かりました。最後に、参加者全員にパブリックコメントを提出していただき、イベントは終了しました。
今回のイベントを一つのきっかけとして、在住外国人の方々が市民の一員として、より一層生き生きと暮らせる鹿児島市になればと思います!