イベントレポート・他団体情報
【イベントレポート】「英語と韓国語」で遊ぼう
2022.04.19
3歳から6歳のお子さんを対象に、「英語と韓国語で遊ぼう」を開催し、5家族14名にご参加いただきました。
鹿児島市のALTプレジャーさん(アメリカ出身)に"we are goin to hunt"(クマ狩りに行くお話し)を読み聞かせしていただきました。子どもたちも、プレジャーさんと一緒に冒険に出かける気分で、体を使った言葉遊びに参加してもらいました。
プレジャーさんは子供たちが興味を引くように、工夫を凝らして下さり、ただ座って英語絵本を読むのではなく、子どもたちと部屋中を歩き回り、体全体を使って英語を体感させてくれました。
日置市の国際交流員イム・アルムさんは韓国の民族衣装の「ハンボク」 チマ=スカート、チョゴリ=上着を着て、韓国の昔話「おひさまとお月さまになった兄弟」の読み聞かせをしてくださり、絵本に出てくるトラの声真似が上手で子どもたちも喜んでいました。
読み聞かせ後は、韓国語の挨拶・食べ物や文化の紹介を学び、7つのパズルを様々な形に組み合わせて動物や家を作って遊ぶ ちるぎょ・のり(ちるぎょ=7つのパズル・のり=遊び)を楽しみました。子どもたちは、少し難しく感じていたようでしたが、思い思いのパズルの組み合わせを楽しんでいました。
参加者の皆さんは、親子で英語と韓国語に触れる楽しい時間を過ごせたようです。
- イムさんの読み聞かせ
- くまから逃げるために川を渡っているところ
- セサミストリートが歌う「幸せなら手をたたこう」
- ちるぎょ・のりをしているところ
- 韓国の紹介
- 写真撮影
- 体を使った言葉遊び中のプレジャーさんと子どもたち
【イベントレポート】台湾文化体験講座~剪紙(切り絵)作り〜
2022.04.08
台湾文化交流会in鹿児島の黄 敬蓉(コウ ケイヨウ)氏を講師に迎え、「台湾文化体験講座~剪紙(切り絵)作り〜」を開催し、20名の方々にご参加いただきました。
剪紙(せんし)とは、春節(旧暦のお正月)など伝統的な行事の際に用いる切り絵細工のこと。文字や花、動物、干支などをモチーフにしたものをハサミで切り出して作られ、縁起物とされています。
講座では、台湾の名物や日本との関係、民族紹介をはじめ、さまざまな剪紙をご紹介いただきました。そしていよいよ剪紙体験へ。まずは簡単なお金をモチーフにした剪紙から始まり、切ってはいけない部分を切ってしまい、作り直したり、次の工程を講師と確認しながら慎重に切ったりと、皆さん苦戦しながらも合計4種類の剪紙を完成させました!!
参加者からは「体験することで、座学だけではなく、台湾に興味が出ました」とのご意見をいただき、この講座を通して台湾文化への理解を深めることができる良いきっかけとなったようです。
今回ご協力いただいた【台湾文化交流会in鹿児島】は、鹿児島在住の台湾人が主体となり、故郷である台湾をより多くの方に知ってもらう為、台湾料理・文化講座・台湾華語教室など様々なイベントを企画し、幅広く活動している団体です。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね♪
台湾文化交流会 in 鹿児島 – ホーム | Facebook
【イベントレポート】日本語支援グループワーク(後期)
2022.04.08
令和2年度から始まった日本語支援グループワーク。在住外国人と日本人サポーターが身近なテーマを基に一緒に作品を仕上げる過程において、日本語コミュニケーション能力を向上させると同時に、日本語のサポートを行う新しいスタイルの講座です。
有隣館代表の上迫氏、日本語教師の松本氏のコーディネートのもと、「音声ドラマ作り」をテーマに後期講座がスタート。講座では、在住外国人が考えたアイディアをストーリー化。そのストーリーを基に、登場人物のセリフを考え、脚本として作り上げました。その後は、役になりきってセリフを練習し、リハーサルを行い、本番では緊張しながらも一連の音声ドラマを録音し、2つの作品を完成させました。
全10回の講座を終え、在住外国人からはアクセントや抑揚が難しかったとの意見があり、普段の生活の中においても自然な日本語を話そうとする意識を持つ良い機会となり、以前と比べて日本語を話す自信がついたようです。
【他団体情報】無料講演会「求む! 鹿児島を世界に発信する力」
2022.04.01
「求む! 鹿児島を世界に発信する力」と題して、「無料講演会」を開催します。鹿児島には、鹿児島ワンダフルウォークという通訳ガイドの社団法人が あり、鹿児島の魅力を伝える通訳ガイドとして活動をし ながら、通訳ガイドの資質向上を目指しています。来鹿した海外からのお客様に、あなたも鹿児島の魅力を伝える通訳ガイドとして活躍してみませんか? 近い将来に見込めるインバウンド需要の回復を見越して、あなたの語学力を、今から通訳ガイドとしてのガイディングスキルとして高めて、収入が得られるまでにレベルアップさせていきましょう。通訳ガイドとしては高い語学力とガイディングスキルが求められますが、だれでもが初級者レベルからのスタートでした。この素晴らしい鹿児島のヒト・自然・歴史・文化を、海外に発信する楽しみをあなたも体験してみませんか?
日時:令和4年5月28日(土) 10:00~11:30
場所:宝山ホール 3F(第5会議室)
講師:ガイド歴30年のプロ通訳者 他
対象:通訳ガイドの資格をお持ちの方、興味がある方
定員:30名程度 ※超えたら先着順
参加料:無料
申込方法:メールにて、添付のQRコード(送信フォーム)からお申し込みください。
申込期限:令和4年5月14日(土)まで
詳細はチラシをご覧ください。
【イベントレポート】新入外国人の歓迎交流会 ~ハーティーパーティー~
2022.03.31
開催日 3月20日(日) 参加者136名(うち外国人10か国53名)
11月上旬に開催予定だったハーティーパーティーでしたが、新型コロナの影響で延期となり、ようやくこの時期に行うことが出来ました。各国ブースや着物や民族衣装の試着、生け花や遊びなどの体験ブース、そしてダンスステップやバンブーダンスなどの体験ブース、そしてベトナムの伝統的な踊りによるパフォーマンスなど、新型コロナ感染予防に気をつけながらも大いに盛り上がった交流会となりました。
終わった後の感想として、やはり人数を制限したことによる寂しさはあったが、でもその中でも開催したことに心からの感謝を寄せて下さる声が大きかったです。次年度は更なる盛り上がる会がきっと出来るはずなので、みなさんで楽しんで作っていきたいと思います。
【イベントレポート】中国文化・語学講座(中級)
2022.03.24
鹿児島市日中友好協会所属の陳 昱秀 氏(チン イクシュウ)を講師に迎え、「中国文化・語学講座(中級)」を開催し、各回8~14名の皆さんにご参加いただきました。 今回は中国語を習ったことのある方を対象に全8回の講座を行い、西安出身の講師ならではの中国文化紹介をはじめ、ほぼ全ての講座を中国語で進めました。参加者の皆さんは、四苦八苦しながらも、授業に集中し、次第に中国語のみの講座にも慣れ、中国文化そして中国語への理解を深めることができたようです。ぜひ今後も中国語の勉強を続けていきましょう! 鹿児島市国際交流センターでは、英中韓の文化語学講座を毎年開催しております。語学学習をはじめ、様々な文化紹介を通して国際理解を深めることができますので、来年度もお楽しみに♪
【イベントレポート】英語文化講座(中級以上)
2022.03.16
2月22日から3月15日までの毎週火曜日、かごしま国際交流センター多目的ホールにて外国人講師によるAll Englishでの「英語文化講座」を開講しました!20名の受講者の方々が、全4回にわたり各講師出身国について学びました。
まず講座前半は講師出身国・地域のプレゼンテーションがあり、受講者の皆さんは各国について学びを深めました。後半は、4名ずつのグループを作り、講師が準備したトピックについてディスカッションをおこないました。受講者の方々からは、「同じ英語圏だけど、全4回で異なる国に触れられたことが良かった。」「毎回違うグループでディスカッションができて新鮮に感じた。」等のお声をいただきました。
※写真はクリックすると大きくなります。
【第1回】Stephanie先生(カナダ)「カナダ先住民寄宿学校制度について」
【第2回】David先生(オーストラリア)「サメ(自然)との共存について」
【第3回】Thomas先生(イギリス)「お茶の歴史とイギリスにおけるお茶文化について」
【第4回】Steve先生(アイルランド)「アイルランドの民話(伝説)、妖怪について」
今後も国際交流センターでは、英語を含む語学講座やさまざまな語学・文化に触れるイベントを開催していきます。どうぞお楽しみに!
【イベントレポート】世界の台所
2022.03.13
「世界の台所 2021(全12回)」イベントレポート
外国の台所を訪ねるように、いろいろな国の料理と文化習慣等を体験してもらう「世界の台所」事業を全12回で開催しています。鹿児島在住の外国人住民(1回目を除く)を講師に、各回、料理づくり体験(約1時間)と講話(約1時間)で講師の自国を紹介していただいています。
⁰
開催日 | タイトル | 料 理 | レシピ | 写真 | ||
第1回 | 4月25日(日) | 日本ー春野菜を使った日本家庭料理作りと日本の出汁文化(外国人住民対象) | *美味しいご飯の炊き方 *出汁についての説明、出汁の取り方 *「菜の花と筍の胡麻和え」 *「茄子と南瓜と豆腐の味噌炒め」*「味噌汁」 | R① | F① | |
第2回 | 5月16日(日) |
高校生のための 英語で南アフリカ料理&文化 (学生対象 英語での授業) |
Malva Pudding(マルバプディング)と飲み物(ルイボスティー) |
R②1 R②2 |
F② | |
第3回 | 6月27日(日) | 料理男子のためのマレーシア料理&文化(ハラール) | 多民族国家マレーシアに因んだ3種(マレー系・中華系・インド系)のナシゴレン(炒飯)とデザート「アパムバリッ(ピーナッツとスイートコーンのパンケーキ)」 |
R③1 R③2 |
F③ | |
第4回 | 7月28日(水) | 栄養士、ホテル・飲食店関係者のためのハラール料理&文化 | ハラール料理(チキンとひよこ豆のパキスタンカレーとチャパティ)と飲み物(チャイ) | R④ | F④ | |
第5回 | 10月3日(日) | ブルガリア料理&文化 |
мусака (ムサカ) じゃが芋に炒めたひき肉、ヨーグルトソースをかけてオーブンで焼いた料理、 таратор (タラトル) 生にんにくとディルの風味がきいたヨーグルトスープ、шопска салата (ショプスカサラダ)
|
R⑤1 R⑤2 |
F⑤ | |
第6回 | 10月24日(日) | アルゼンチン料理&文化 | Pastel de papas(パステルデパパス) ポテトパイ、Panqueques de dulce de leche (パンケケス デ ドゥルセ デ レチェ) キャラメルクリームのパンケーキ、Mate(マテ)マテ茶 |
R⑥1 R⑥2 |
F⑥ | |
第7回 | 11月14日(日) | 韓国語で韓国料理&文化 | 오징어볶음덮밥 (オジンオポックムドッパム) イカと野菜の旨辛炒め丼、미역오이냉국 (ミヨックオイネング) 冷製ワカメきゅうりスープ | R⑦ | F⑦ | |
第8回 | 11月28日(日) | 中国・薬膳料理&薬膳入門講座 | 滋阴补肾五色粥(ズーインブーシェンウースーヂョウ)滋陰補腎の五目粥、蘑菇炒猪肉(モーグーチャオ ヂューロウ)豚肉とシイタケの炒め物、蓝莓坚果豆浆饮(ランメイジェングォドゥジャンイン)木の実豆乳デザート | R⑧1 R⑧2 | F⑧ | |
第9回 | 12月26日(日) | シチリア(伊)の料理&文化 ークリスマスを中心にー | Parmigiana(パルミジャーナ)ナスの重ね焼き 、тiramisù(ティラミス) |
R⑨1 R⑨2 |
F⑨ | |
第10回 | 1月23日(日) | 台湾の料理&文化 ー春節を中心にー | 葱油鶏(ツォン ヨォウ チィー)鶏肉の葱油ソースかけ、客家小炒(クゥーチャーシャオチャオウ)イカ・豚肉・豆乾の醤油炒め、發糕(ファォカァォウ)台湾の旧正月に作る伝統的蒸しパン |
R⑩1 R⑩2 |
F⑩ | |
第11回 | 2月20日(日) | 韓国料理&文化 | 오징어볶음덮밥(オジンオポックンドッパム)イカと野菜の旨辛炒め丼、두부계란국(トゥブゲラングック)豆腐たまごスープ、옥수수 수염차(オクスス スヨムチャ)とうもろこしのヒゲ茶 | R⑪ | F⑪ | |
第12回 | 3月13日(日) | 留学生が紹介するスリランカ料理&文化 | කුකුල් මස් කරිය(ククル マス カリア)チキンカレー、අල කරිය(アラ カリア)じゃがいものカレー、සලාද(サラダ) |
R⑫1 R⑫2 |
F⑫ | |
「世界の台所2020(全6回)」イベントレポート
外国の台所を訪ねるように、いろいろな国の料理と文化習慣等を体験してもらう「世界の台所」事業を全6回開催しました。鹿児島在住の外国人住民(1回目を除く)を講師に、各回、料理づくり体験(約1時間)と講話(約1時間)で講師の自国を紹介していただきました。
開催日 | 講師出身国 | 料 理 | レシピ | 写真 | |
第1回 | 6月14日(日) |
日 本 (外国人住民対象) |
「豆腐作り体験」と「豆腐料理4種(冷奴、揚げ出し、白和え、みそ汁)」 | R① | F① |
第2回 | 9月27日(日) |
南アフリカ共和国 (学生対象 英語での授業) |
「ボボティ(ミートローフ)」 | R② | F② |
第3回 | 10月25日(日) | タイ王国 | 「カウ・パッ・ガパオ(ガパオライス)」 | R③ | F③ |
第4回 | 11月15日(日) | メキシコ合衆国 | 「タコス デ カルニータス(煮込み豚肉のタコス)」 | R④ | F④ |
第5回 | 12月13日(日) | イタリア共和国 | 「スカロピーネ アル ヴィーノ(鶏肉の白ワインソース煮)」 | R⑤ | F⑤ |
第6回 | 2月21日(日) | パキスタン・イスラム共和国 | 「チキンとひよこ豆のスパイスカレー(ハラール)」 | R⑥ | F⑥ |
イベントレポート 国際協力体験ワークショップ
2022.03.11
国際協力や発展途上国等に対する理解を深めてもらうことを目的として、「国際協力体験ワークショップ~カードゲームでSDGsとJICAの取組を学ぼう~」を開催しました。
前半の講話部分では、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組むべき理由や身近にあふれているSDGs、JICA((独)国際協力機構)の役割等について学びました。
また、講師の仮屋氏から青年海外協力隊員としてモルディブで体育教師として活動されていたご自身の経験や、日本がモルディブの防波堤を整備し、現地の皆さんが感謝していること、その恩返しとして、東日本大震災の際に救援物資としてモルディブ特産のツナ缶を救援して送ったことなどについてお話しをいただきました。
後半のSDGsアクションゲームでは、SDGsに関する課題について自分の手持ちのアイテムカードを使い、解決していくことに挑戦しました。
今回参加してくれた中学生から短大生までの皆さんからは、「ぼんやりとしていた、SDGや国際協力が今日の活動ではっきり見えてきた」や「人と話すことで自分の視野が広がった」等の声が寄せられました。
- SDGsに取り組むべき理由は?
- この写真からSDGsを探してみよう!
- JICAの役割とは?
- カードゲームで、課題解決
- グループワークで意見をシェア
【イベントレポート】アユボワン 輝ける島スリランカからこんにちは
2022.02.22
アジアに目を向け、交流を進めていくことを目的に、スリランカからの留学生・イシャンさん、ティリにさんご夫妻と現地で青年海外協力隊員として活動してKAPICセンター職員 前原 無量 氏を講師に迎え「アユボワン輝ける島スリランカからこんにちは~これからのスリランカと日本(鹿児島)を話そう」を開催しました。
22名の参加者の皆さんは、講師の方々からスリランカの歴史や慣習、日本とスリランカの関係等について熱心に耳を傾けていました。
紅茶を飲む方には、スリランカの紅茶は有名ですね。
イシャンさん夫妻は、スリランカにいるときは、何も思わなかったそうですが、「スリランカから来ました!」と自己紹介した時に、「紅茶が有名ですね!」と声をかけられることにとても嬉しく感じることに気づいたそうです。
また、講話の終盤では、第二次世界大戦後のサンフランシスコ講話会議において、スリランカ代表のジャヤワルダナ氏の発言のおかげで、日本は分割占領を免れたということを学び、スリランカに思いを馳せる時間となりました。
参加者と講師の方との交流部分では、参加者からたくさんの質問が出て、大いに盛り上がりました。
これからもアジア出身の方と市民の方を繋ぐ講座を開催していきますので、是非皆さんも参加してくださいね。
- イシャンさんティリニさんご夫妻
- スリランカのこと教えてください!
- シンハラ語上手に書けましたか!?
- 参加してくれた小学生姉妹と♪