日本語支援グループワーク(前期)
2022年1月20日
令和2年度から始まった日本語支援グループワーク。在住外国人と日本人サポーターが身近なテーマを基に一緒に作品を仕上げる過程において、日本語コミュニケーション能力を向上させると同時に、日本語のサポートを行う新しいスタイルの講座です。前期講座は新型コロナウイルスの影響で、途中休講を挟みながらも無事12月に全10回の講座を終え、延べ81名の方々にご参加いただきました。
有隣館代表の上迫氏、日本語教師の松本氏のコーディネートのもと、「私の国にない物」をテーマに前期講座がスタート。講座では、国際交流センター近辺を在住外国人と日本人サポーターがペアとなり散策し、日本にあって自分の国にないものを自ら取材。取材中に自分で撮った写真を基に、記事を起こし、日本語やローマ字で下書きし、原稿として仕上げ、最終的に小冊子として作品を完成させました!!そして最終講座では、自分の記事を参加者の皆さんの前で紹介する発表会を行い、在住外国人の方々は日本語で自信を持って発表してくれました!
全10回の講座を終え、在住外国人側は、日本人サポーターと一緒に聞く、話す、書く、読むことを通してコミュニケーション能力に向上が見られ、また日本人サポーター側は、異文化への理解を深め、そして異文化の方々をどのようにサポートすればいいのか学ぶよい機会になったようです。